【ニセコ未来寄付活用レポート】ニセコアンヌプリ森林公園での植樹イベントを開催しました

ニセコの「環境」と「観光」を持続可能なものとして未来に繋ぐことを目的に活動しているNIS-ECOプロジェクトでは、【ニセコ未来寄付】としていただいた寄付金を、ニセコの森林整備や木材の利活用、子ども達への木育・雪育など、ニセコの自然を守り未来へつなぐための活動に使用しています。

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ニセコ未来寄付の活用として、2022年から毎年開催している植樹も今年で3回目。今年は「~100年後の未来へ~ ニセコの森再生プロジェクト」と題し、ニセコアンヌプリ森林公園で植樹イベントを開催しました。

植樹イベント(森散策と植樹、そして森づくりの意義を紹介)

イベントには、ニセコ町内にお住まいの方はもちろん、遠方からもニセコの自然を守る活動に共感してくださった方およそ40名が参加され、ニセコアンヌプリ森林公園をみんなで散策し、改めてニセコの自然の美しさを感じました。

散策後は、ニセコで種苗を育て販売されている川原種苗の代表・川原与文さんと、ニセコで森づくりに取り組むForestlinkの鈴木たけしさんのお二人から「ニセコの森づくり」について詳しいお話しを伺いました。森は「緑のダム」とも言われるように、降った雨水を貯め、きれいに浄化して川に流す役割を果たしています。また災害時にも洪水の緩和をしてくれるなど、森があるおかげで私たちも安心して生活ができることはもちろん、ニセコの綺麗な自然を守ることで持続的な観光振興に繋がるはずです。イベントでは、鈴木さんお手製の「森を再現した“ろ過”装置」を見ながら、森が果たす役割を皆さんと学びました。

植樹の方法を説明する、川原種苗代表の川原さん
興味津々の子どもたち
手製の“ろ過”装置で森の役割を説明するForestlinkの鈴木さん

レクリエーション①モルック体験

また、当日は植樹後に、木にちなんだレクリエーションとして、「ウッドバーニング」と「モルック」を開催。モルックは、北欧・フィンランド発祥のスポーツで、木の棒を投げ、1〜12の数字が書かれた12本のピンを倒し、合計の数を競うものです。老若男女を問わず楽しめるスポーツで、イベントに参加した皆さんも楽しんでいる様子でした。

<写真追加>モルックの様子が分かる写真2枚ほど

レクリエーション②ウッドバーニング体験

ウッドバーニングでは、ニセコ町内で採れた白樺の木を再利用して、電熱ペンで木の断面に一人ひとりがアートを描きました。描いた後は、先ほど植樹した苗木の根元に置くことで、イベントで植樹した記念プレートに。さらに防草プレートとしての役割にも期待ができます。

電熱ペンでアート体験に子どもたちも楽しそうな様子
小さな子どもから大人まで、思い思いのアートを描きました
植樹した苗木に、ウッドバーニングをした白樺の木を置いて、植樹の記念プレートに。

イベントの最後にForestlinkの鈴木さんは、「森の役割を今回のイベントを通して知ってもらえたら嬉しい。そしてアンヌプリ森林公園は人の立ち入りも少ないので、今後もこうしたイベントや、行きたくなる森づくりを考えていきたいと思う。来年の夏は、自分たちが植えた木の草刈りなどのお世話でまた集まりましょう。」と話しました。


今回のイベントに参加いただいた皆さま、そしてイベントをサポートしてくれたニセコ町地域おこし協力隊の皆さん、ありがとうございました。今後も、NIS-ECOプロジェクトでは、ニセコの環境と観光を未来へ繋いでいくための活動に取り組んでまいります。

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